2010年05月14日

3月末、済州島旅行の話

3月末、済州島旅行の話3月末に済州島→ソウル、4泊5日で行って来ました。彼のご家族へのご挨拶、ソウルの式場下見、韓服(ハンボk=チマチョゴリ)の衣装合わせがメインの旅程になります。※結婚式を韓国伝統式でする為、結婚式準備を兼ねて、行ってみたかった済州島にも寄ることにしてみました。3月は甘鯛が旬だそうです。アワビ、キジ、豚肉、馬刺しなども有名だそうですよ。

スカイパートナーズっていう旅行会社に航空券を手配していたのですが、意志疎通がうまくできなくて、この旅行会社が手配した便に乗ることができませんでした。返金にも応じず、担当者の態度もひどくて最悪でした。もう二度と利用しません。

しょっぱなから雲行きの怪しい出発となってしまったのですが、韓国でたくさんいい思い出や初体験ができたので、それが救いでした。

航空券が手配できていないと思い込んでいた私は、出発当日の朝、直接に成田空港のKorean Airのカウンターに行って、航空券手配を依頼しました。仕事の休暇を取った上、現地ホテルや韓国国内線チケットも全て手配済みだったので、旅行自体のキャンセルはできません。するとこの時の当日だと航空券は「成田空港→仁川空港…(地下鉄)…金浦空港→済州空港→金浦空港→成田空港」しか取れないとの事で、しかも正規の高〜い料金で手配し直したのでした(>_<)icon10

彼が先に済州島に向かう韓国国内便は決まってましたし、そうなると私1人で仁川空港から陸路で金浦空港へ行き、そこから韓国国内線で済州島へ行かねばなりません。(すんごい、遠回りでしたが)初心者レベルの韓国語で、1人でできるか不安もありましたが、選択肢はそれしかありませんでした。

覚悟を決め、1人でそのルートで飛ぶことにしましたicon12

仁川空港までは日本のノリで行けましたが、一歩飛行機を降りたらそこは一面ハングルの世界です。自分の韓国語力と現地の人々からのフォローに頼るしかありませんでした。

言葉が通じなくても大丈夫だったのは、私のカタコトの韓国語が通じたり、察知してくれて日本語のわかる人を連れて来てくれたり、目的場所まで案内してくれたり、筆談でなんとか伝えようとしてくれたからでした。ソウルは観光地兼首都なので外国人へのサポート体制がしっかりしていますね。どこへ行っても私が韓国語で話すとニコニコされました。彼に聞くところによると、日本人の韓国語発音は、韓国人には赤ちゃんぽく聞こえるそうです。それで保護本能のような感覚で助けたくなるようです(^^)どこへ行っても、子供を見る目で微笑みながら、親切丁寧に案内してくれたので私も安心でした。

そんなこんなで私は無事に一人で迂回ルート、やっとの思いで済州島に到着したのでした。現地到着は海にスレスレの低空飛行からのランディングだったので、着陸ちょっと怖かったです…icon11空港の外に出て、先に済州島に到着していた彼と合流。長い韓国ひとり旅が終わった瞬間でした。あちこちにみかん売り、トルハルバン=돌하루방(石のおじいさん)という済州島の石の守り神の置物、緑茶などのみやげ店が建ち並びます。日本の伊豆と特産物も気候も似ていますかね。海風の強風がすごいので髪は結うことをおススメしますし、服はヒラヒラスカートはやめたほうがいいです(笑)

現地の方おススメの海鮮料理店に行き、やっと夕食です。3月の済州島は甘鯛が旬だそうで、めっちゃ美味しかったです。あわびにトコブシにウニにわかめたっぷりいただきました^^日本の観光地の海鮮料理よりは割安でしたが物価はほとんど変わらない印象でしたが。済州島の海鮮と野菜たっぷり韓国料理も楽しめるので毎食ヘルシー「韓国料理チェゴエヨ!=최고에요」って叫びたくなりますicon28

済州島南部の中文リゾートにある、【済州新羅ホテル】に宿泊しました。雑誌でもWebでもどの情報誌を見ても評価の高い【済州新羅ホテル】なので、初めての済州旅行だし、奮発してこちらのホテルに決めました。ホテルのフロントホールに入ってすぐのラウンジで、生ピアノ演奏に白人女性が生で歌っているのがホールに響き渡って一際目立っていました。ホテル内にはセンスのいい美術品が所々に飾ってあり、美術品を見たり海を眺めたり庭園の散歩をするだけでもくつろぐ時間がたくさん必要なくらい広かったです。フィットネスや屋内プールもありました。庭園のプールでは3月下旬のこの時期まだ水着では肌寒いのですが、温水プールなので多くの外国人観光客が夜にプールで盛り上がっていました。部屋も広くて美しく高級感溢れていて大満足でした。

翌朝、朝食には一般的なピュッフェを選ばず、+20,000ウォンで「韓定食」を選びました。お膳にたくさんの小皿が並び、栄養バランスの取れた、野菜魚介たっぷりの見事な済州風韓定食に朝からまた舌鼓を打ちました。「韓国料理、セゲチェーイル!=세계제일」ですねicon28

済州島旅行は、私の韓国語力ではまだまだ会話できるレベルではないので、私達は日本語観光ハイヤーを予約しておいたので、色々と連れて行ってもらえました。マメにこのドライバーのおじさんは済州島東部を案内してくれました。彼がこのドライバーさんのことを「おじさん=아저씨」って呼ぶから私は最初ハラハラしていました。私は彼に「おじさん、なんて呼んでドライバーさんに失礼でしょ」と指摘しました。するとこのドライバーさんは逆に私に教えてくれました。韓国人は、「おじさん=아저씨」って呼ばれると自分と近い親戚みたいな感じになるから、むしろ아저씨の方が嬉しいんですよ、って。「名字+さん」は失礼に当たりますし、「ドライバーさん」っていうのは韓国人にとっては距離を感じる表現らしいので積極的に「おじさん=아저씨」って呼ぶと良いみたいですよface02

初めての済州島旅行なので今回は、世界自然遺産を中心に、民族村や島東部のマリンブルーの美しい海岸などを案内してもらいました。広大な大地をハイヤーで駆け抜けるのは爽快でした。済州島は工業地がないので環境汚染が一切なく、農業、漁業、観光で経済が成り立っている島なのだそうです。空気も水も食べ物もキレイでいいですね~

今回強行日程だったのでとても済州島を回り切ることはできませんでしたが、ドライバーおじさん曰く、韓国人は一生の間に何度か済州島を訪れるし、1度目は自然遺産などを楽しみ、2度目は人工的なアミューズメントを楽しむ、3度目はオッレギル=올레길というハイキングコースを楽しみに何度もやって来るのだそうです。ハイキングを楽しむウェアー姿の年配女性がたしかにたくさんいましたからね!だって国内線飛行機、ソウルから片道約3000円前後。航空券代のなんと安いことか…そりゃ何度も訪れますよね。私もまた何度も済州島を訪れてみたいです。残念ながら韓国人である彼とは一緒にカジノを楽しむことができませんでした。外国人専用なのだそうです。

※チェゴエヨ=最高です  ※セゲチェーイル=世界で一番  ※オッレギル=オッレの道


韓国語ブログランキング
▲クリック投票お願いしますicon01클릭 투표 부탁합니다.


同じカテゴリー(★Travels of Korea 한국 여행기)の記事画像
慶州/仏国寺でのサプライズ
韓国帰省・仁川広域市へ
韓国帰省・江南へ
韓国帰省3日目
韓国帰省初日と2日目
彼のおうちへ行ってきました
同じカテゴリー(★Travels of Korea 한국 여행기)の記事
 慶州/仏国寺でのサプライズ (2011-06-15 22:55)
 韓国帰省・仁川広域市へ (2011-05-07 13:04)
 韓国帰省・江南へ (2011-05-06 11:47)
 韓国帰省3日目 (2011-04-30 18:57)
 韓国帰省初日と2日目 (2011-04-28 11:06)
 彼のおうちへ行ってきました (2010-05-15 12:30)

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。